2015/5/12 公開(2026/7/6 更新)
英語がスラスラ出てくる英文法の勉強のしかた
【 このページを読むと分かること】
- 英文法とは何のことなのか理解できるようになる
- 英文法を勉強することの意義が分かる
- 英語感覚が身に付く英文法の勉強のしかたが分かる

このページで解説しているのは「不自由なく読める、聞ける、話せる、書ける という本物の英語力」を身に付ける方法です。TOEICや学校のテストで手っ取り早く高い点数を取る方法や、とりあえず通じるレベルの英語力を身に付ける方法、旅行で困らない方法などは書いていません(しかし、それでも多少参考になることは書いてあるはずです)。
このページの内容はかなり長いです。お時間のあるときにお読みください。
このページは英文法学習のまとめ(ハブ)です。詳細は以下の個別記事で解説しています。
なぜ英文法?
なぜ英文法を勉強するのか。それは、英文法をきちんと勉強することこそが、最短で英語の運用能力を身に付けるための近道だからです。しかし英文法の勉強ほど誤解されている分野もありません。このページでは正しく英文法を学び、母国語のようにスラスラと英語が出てくる状態を身に付けるための方法を解説しています。
もしかしたらあなたは「英文法はそれなりに時間をかけてきちんと勉強するべき」「いや、英文法の勉強よりも、英語にたくさん触れることが一番大事」といったように、英語学習法に関する矛盾した立場を見聞きするたびに迷ってしまっているかもしれません。いずれの立場にもそれぞれ正当性があると私は思います。考え方の枠が違うだけです。この記事を読んだあと、あなたが迷わなくなることを目指して私はこの記事を書いています。ぜひ、続きをお読みください。
英文法を勉強することの意味
英文法学習のゴールとは
まず最初に、英文法を学ぶとはどういう意味なのか、あらためて整理してみましょう。
英文法を学ぶことのゴールとは何か。それは英語の身体感覚を身に付けることです。 ルールを体にたたき込み、ルールブックの存在がなくても体が勝手に動く状態を作ることです。

仮定法は289ページじゃったっけな
そもそも文法とは何でしょうか。
文法とは長い年月をかけて自然と成立した、言葉を運用する上の習慣の集合体です。
まず誰かがルールを作ったわけではありません。 人々の心の中に自然と存在している心理的な傾向を分析・言語化したものが文法です。
文法が嫌いという人は、この点が理解できていないか、きちんと教えてもらったことがないかのいずれかであることが多いようです。
文法は最終的には気にしなくなるものなのです。なぜかというと、その人の身体感覚に文法が組み込まれたからです。考えなくても発信する英語が自動的に文法的に正しくなる――これが英文法学習のゴールです。
英文法がなぜ役に立つのか、そしてどう勉強すればいいのか。ここから先は、以下の2本の記事に分けて詳しく解説しています。
英文法は必要か ― 大人が英文法を勉強する意味
「文法は勉強するべき」「いや、たくさん英語に触れれば自然に身につく」——この論争に答えます。英文法の知識が大人の学習者の武器になる4つの理由を解説します。
英文法感覚を身につける勉強の手順 ― 英語がスラスラ出てくる状態へ
基礎のみを厳選してインストールし、活きた英語・アウトプット・脳内英会話などを通じて「考えなくても正しい英語が出てくる」状態を作るための具体的な手順を解説します。
使う文法書に迷っている方は「英文法の勉強のしかたとおすすめの本 ― Grammar in Use の使い方」をご覧ください。
まとめ
まとめます。
今回の記事で一番大切なメッセージはこれです:
英文法の知識と感覚は異なる。知識を武器にして、感覚として定着するまで勉強する。
英語感覚を身に付ける方法として以下の5つを提案します。しかし、必ずしもこの通りでなくてもいいと思います。自分に合う方法を使ってください。
- 実際に英語に出会う中で英文法感覚を修正する
- アウトプットする(書く)
- 違いを理解しようとする
- 脳内英会話する
- 量をこなす